教科書にない指標の見方

経済指標の使い方を知らないと勝てないという事実

明日は雇用統計が発表される。
しっかり確認して株価に反応しないと。

こんなことする必要はないんです!

指標には経済指標と株価指標、そしてテクニカル分析に利用する指標の3つがあります。

今回の記事では、経済指標について触れて見たいと思います。

この記事でわかること

・経済指標の使い方

これまでと経済指標の見方が変わると思います。

経済指標で買うな!

経済指標が悪化したら、発表後の翌日、株価は下落します。
多くの人はこの下落を狙って、経済指標を確認しているのではないでしょうか。

はっきり言います。
この行為、無駄!

僕たちは、経済指標を気にするよりもそれによって起きたことに注目する必要があるのです!

上げてもすぐ下げる、下げてもすぐ上げる

経済指標が発表されるとどんなことが起きるのでしょうか?

例えば経済指標がいい結果だった場合。
結果を受けて投資家は、「資金を入れて株を買うべき」という状態になります。
この状態を「リスクオン」といいます。

経済指標の結果を受けてリスクオンになった場合というのは、ちょっとしたことで株を売う状態へと変えてしまいます。

2019年の2/1には、多くの経済指標が発表されました。
画像をみてもらうとわかるのですが、2019年2月発表の経済指標は、良い結果で市場はリスクオンします。

少し見づらいですが、この結果を受けて下のチャートを見てください。

2019年2月あたりのチャートです。

経済指標の結果を受けて、株価は上昇しました。(赤枠)
しかし、4日以降株価を下げているのがわかります。(青枠)

これは米中貿易問題によって下げたものです。

簡単に下げているのがわかりますよね。

ここからわかるように、経済指標で株価が上げても、インパクトのある経済ニュースによってそれ以上の変化が起きてしまうということです。

いってみると経済指標というのは、いい結果であれ、悪い結果であれインパクトに欠けるわけです。

経済指標はこう見る!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は dollar-499481_640.jpg です

だからと言って経済指標が、意味ないのかというとそういうではありません。
意味がないのなら存在自体なくなるはずですよね。

まず、経済指標には、市場に与える影響によって重要度が違います。
上の画像でも、重要度という項目がありますよね。

でこの重要度は2つの要素で決まります。
・金融政策の判断にどれほど影響するか
・景気の動向をどれだけ表しているか

どういうことか具体的に見ていきましょう。

指標は気にせず、金融政策を見る

失業率や消費者物価指数というのは、中央銀行の金融政策に大きな影響を与えます。

金融政策とは、中央銀行が行う経済に対する政策です(金融緩和や利下げ)
経済指標によって市場が反応するのは、この金融政策を期待したもの。
だから、金融政策での動きがないのであれば、何も気にすることはないのです。

経済指標で見るのは景気の方向

経済指標の使い方としては、単体ではなく連続で見る必要があります。

景気の動向を示す指標で有名な雇用統計を見てみましょう。

景気を見るのなら、「失業率」、「ADP雇用統計」、「非農業部門雇用者数」をみてみましょう。

ツイートにも書いてありますが、雇用統計は景気に対して遅効性を持っています。
それを知った上で利用しましょう。

指標に反応するのではなく市場に反応する

経済指標には過剰に反応する必要がないことがわかったと思います。

今回、米国の経済指標を取り上げているのは、結局日本は、米国の影響を大きく受けるからです。
米国の経済指標やニュースで、日経平均は上下するので米国の経済指標が重要なんです。

経済指標の役目としては、
・金融政策の判断材料
・連続で経済指標をみて景気の動向を知る

この2つがあります。

中長期投資においてできることは、金融政策の応じて取引を行うことと、景気の動向を見てリスク管理をすることですね。

これらを踏まえた上で、経済指標を見てください。