教科書にない指標の見方

PER=割安度は大間違い!?

「PERって本当に必要なのか?」

株の投資を続けていると1度は思うんですよね。

実際、PERは絶対的な指標ではないし、この数値がいい株を買ったからって勝てるわけではないのです。

じゃあなぜみんなPER、PERと言うのか僕なりの考えてみました。

明日からの株選定に活かせる内容になっているので読んでみてください。

この記事でわかること

  • PERとは何なのか
  • なぜ見る必要があるのか
  • PERの見方

PER=割安度

よく言われないですか?

「PERは株の割安度だ」

僕はいまいちこの言葉にピンとこないんですよね。

割安度ってわかりやすい指標があるのなら、みんなPERが低い株を買うでしょ?って。

そしたらPERは当然上がるんだから割安な株なんてそもそも存在しないんじゃないのって。

またこうも言われますね。

「PER10倍ということは、その企業の10年後の利益までかわれているんだ」

いやいやいや。もっとわけわからんから。

じゃあみんな10年持つ覚悟で持っているのか?ってことになりませんか?

大体大抵の人は、上方修正で純利益が上がるのを前提で買っているんだから、10年持つ覚悟で買っている人はほとんどいないですよね。

そもそもPERって?

PERってそもそもどうやって出すのって言う人もいると思うのでそこから説明します。

PER=株価/1株当たり(予想)の当期純利益

で出すことができます。

1株当たり(予想)の当期純利益=当期純利益(予想)/発行済み株式数

で出すことができます。

1株当たりの当期純利益はあくまで予想なので、上方修正されれば当然PERも変動するわけです。

PERが上がるときというのは

  • 株が買われて株価が高くなった時
  • 下方修正が出て当期純利益(予想)が減った時
  • 株式統合をした(発行済株式数が減った)時

逆に下るときが

  • 株が売られて株価が下がった時
  • 上方修正が出て当期純利益(予想)が増えた時
  • 株式分割をした(発行済株式数が増えた)時

になります。

つまり

  • 上方修正・下方修正される
  • 発行済株式数が増減する

が起こると株価も当然大きく動くことになるんですよね。

PERは期待値

僕はPERを、市場の株に対する期待値だと思って見ています。

とは言っても確率論の期待値ではなく、どれだけ期待されているかを図る数値だと言うことです。

四季報のある企業の業績欄です。

この企業の株価が、384円ならPERは20倍になります。つまり期待値は20です。

ただ20という数値がわかっても基準がわからずどれだけ期待されているかわかりませんね。

PERは比較して見る

第一にPERは比較してみるということが大事です。

比較対象は

  • 日経平均PER
  • 同業種のPER
  • 同企業の過去のPER

日経平均PER

まず日経平均PERとの比較はだいたいどのくらい離れているかを見るといいですね。

日経平均PER

リンク先の株価収益率の欄を見ましょう。大体12倍くらいになっていると思います。

となると先程の企業は日本の企業の中では割と期待されている企業ですね。

なので、いまさら買っても遅いという判断ができます。

同業種のPER

次に同業種のPERと比較します。

同業種PER

リンク先では業種別の平均PERがみれます。

対象業種と比較してどの程度期待されているのかを見ましょう。

同企業の過去のPER

最後は同企業の過去のPERですね。

過去のPERに対して高くなって入ればすでに期待されている、低ければまだ期待が低いと判断できます。

基本の指標「PER」

PERを見ることで、どれだけ期待されているかがわかります。

高ければ期待が高いわけです。

そうなると、期待を裏切られたときに株価が下がる可能性も高くなってきます。

PERが高い=期待が高い=下落リスクも高いと考えてもいいかもしれませんね。

当然、株を買うのなら「PERが低い=期待されていない=株価の下落リスクが低い」株を狙うべきです。

今後期待されれば株価が大きく上がる可能性が高いからですね。

投資する株の参考にして探してみてください。